特徴 |
- 田中ビネー知能検査は、日本を代表する個別式の知能検査として、教育界で極めて高い評価を受けており、就学相談・教育相談・特別支援教育・医療相談等の様々な分野で幅広く利用されています。
- 1947年の初版以降、検査基準・実施方法・設問内容・用具等を順次改訂し、今回が第6版目となりました。
- パッケージも一新し、実施時の出し入れや整理がしやすいように用具を小箱に分類しました。持ち運びに便利な専用バッグも付けました。
- 現代の「子どもから成人」の発達に即した尺度に改訂しました。
- 時代にあわせて内容を取捨選択し、新しい問題を多数追加しました。
- マニュアル・記録用紙などを大幅に見直しました。
- 従来の精神年齢指標の他に、新たにDIQを採用しました。 ※生活年齢2歳0か月~13歳11か月が対象の場合。DIQ=偏差知能指数
- アイコン・色・番号で、用具内容をわかりやすく表示しました。
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大きな改訂点 |
- 問題(問題内容や材料、実施手続き等)の見直し
田中ビネー知能検査Ⅴ(2003年版)を構成する全問題について、課題の意図、内容、実施手続き、材料といったさまざまな視点から、慎重な検討を重ねました。その結果、改善の必要があると思われた部分には修正や変更を加え、不適当と判断されたものは削除し、その代替えとなる新作問題を積極的に考案して追加しました。
- 生活年齢2歳0か月~13歳11か月の対象者の 結果の指標の変更
生活年齢2歳0か月~13歳11か月の被検査者を対象とした場合、「精神年齢」はそのまま使用することとし、IQについては、知能の発達状態を集団の中での相対的な位置づけとして示す「偏差知能指数(DIQ)」を主要な指標とすることとしました。
- マニュアルの構成の変更
田中ビネー知能検査Ⅴ(2003年版)では、「理論マニュアル」「実施マニュアル」「採点マニュアル」の構成でしたが、検査実施中、「実施マニュアル」と「採点マニュアル」の2冊を同時に見なければならないことへの意見が多く寄せられていたため、「実施・採点マニュアル」として1つにまとめることにしました。また、実施上の利便性を考慮し、「1~13歳級」「成人級」を分冊としました。
- カード類の構成・様式の変更
田中ビネー知能検査Ⅵ(2024年版)においては、実施上の利便性について考慮し、カードは可能な限り集約し、カード1~4の4種類の構成とし、またインデックスをつけるなどの工夫をしました。
- 記録用紙の様式の変更
記録用紙については、B5判からA4判へと大きさを変更。各年齢級の問題が概ね見開きとなるようにして一覧性を高め、観察等を記録するスペースを十分に確保しました。
- 用具収納の変更
用具の出し入れや整理がしやすいように、各用具を1つにまとめる大きなボックスに収納できるようにし、また、それらを収納できるバッグも用意しました。
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編集 |
一般財団法人田中教育研究所 |
監修 |
大川一郎 |
編著者 |
中村淳子 野原理恵 芹澤奈菜美 神田尚 |
適用年齢 |
2歳~成人 |
セット |
157,300円(143,000円+税10%) セット内容:検査用具、検査法、記録用紙Aセット |
検査用具 |
132,000円(120,000円+税10%) |
検査法 |
13,200円(12,000円+税10%) |
記録用紙Aセット |
12,100円(11,000円+税10%) ※1~13歳級10部、成人級10部 |
記録用紙Bセット |
12,100円(11,000円+税10%) ※1~13歳級20部 |