BVRT ベントン視覚記銘検査
三京房
特徴 |
- 高次脳機能障害のスクリーニングとして使われる視覚性記憶の優れた検査である
- 言語の関与が少ないので、言語機能に障害がある被検者の記憶評価にも有用である
- 反復施行しても、きわめて高い安定性、再現性をもつ信頼性のある検査である
- 神経心理学的バッテリーの中でも最も頻繁に用いられている
- 言語記銘ではなく図版記銘のテストで、1つの図版形式は10枚の図版からできている
- 同質の図版形式が3組あるから、練習効果と習熟の可能性をさけて再検査ができる
- 施行A(10秒提示再生)、施行B(5秒提示再生)、施行C(模写)、施行D(10秒提示15秒後再生)の4つの施行形式がある
- 採点方式は正確数と誤謬数の2方式で、誤謬数は省略・ゆがみ・保属・回転・置違い・大きさの誤りの6部門(63種)に分類される
- 正確数は全般的成績水準を評価するために用いられ、誤謬数は詳細な質的分析をする場合に用いられる
|
原著者 |
A.L.ベントン |
日本版作成 |
高橋剛夫 |
適用範囲 |
8歳~成人 |
実施時間 |
約5分 |
医科診療報酬点数 |
280点 (根拠D285-2) |
セット |
17,600円(16,000円+税10%)
≪セット内容≫ 図版(形式Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)、使用手引、記録用紙(100枚)、描写用紙(200枚) |
使用手引(新訂版) |
5,500円(5,000円+税10%) |
記録用紙 |
3,850円(3,500円+税10%)
(100枚) |
描写用紙 |
2,200円(2,000円+税10%)
(200枚) |
Category -個別検査, 記憶, 精神・リハビリ・認知