特徴 |
- 18歳以上を対象とした、注意欠如・多動性障害(ADHD)およびADHDの症状重症度を把握するための評価尺度です。CAARSは、成人が時々経験する行動や問題に関する質問に「まったく当てはまらない」から「非常に当てはまる」の4段階で回答する質問紙です。
- 検査用紙は「自己記入式」「観察者評価式」の2種類あります。複数の回答者からの情報をもとに包括的に評価を行います。観察者とは、家族、友人、同僚など最近の本人をよく知る人を指します。
- 「自己記入式」「観察者評価式」は、尺度・項目に整合性があり、回答者間の情報を容易に比較できます。
- ADHDの人とそうでない人を判別するための項目(ADHD指標)が含まれます。
- 回答に一貫性があるか判別する指標(矛盾指標)があります。
- DSM-IVによるADHD診断基準と整合性のある尺度です。
- 病院(外来・入院)、精神科病院、クリニック、発達障害者支援センター、福祉施設等に関わる医師、臨床心理士、臨床発達心理士、ソーシャルワーカー、カウンセラーの利用を想定しています。
- 医療・カウンセリング
・問題の特定に
・スクリーニング検査の一環として
・症状の経過観察に
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原著者 |
C.Keith Conners, Drew Erhardt, Elizabeth Sparrow |
監修/監訳 |
中村和彦/染木史緒 大西将史 |
対象年齢 |
18歳以上 |
所要時間 |
回答:15~30分
採点:10分 |
検査用紙 |
自己記入式用紙(5名分) 4,950円(4,500円+税10%)
観察者評価式用紙(5名分) 4,950円(4,500円+税10%) |
マニュアル |
13,200円(12,000円+税10%) |
関連書籍 |
大人のADHD臨床 アセスメントから治療まで
2,860円(2,600円+税10%) |