特徴 |
- 18歳以上を対象とした、注意欠如・多動性障害(ADHD)およびADHD関連の症状によりADHDを診断する面接ツールです。CAADIDは、臨床家が面接を行いながら、検査用冊子を使って成人期と小児期の両方について問題となる症状を診断します。
- パートⅠは、対象者の家庭・学校・職場での様子や、成育歴、既往歴などの生活歴について、「はい/いいえ」または自由記述で回答します。
パートⅡは、「直接話しかけられたときにしばしば聞いていないようにみえる」、「しばしば毎日の活動を忘れてしまう」など成人期と小児期の両方において問題となる症状を臨床家との面接で回答します。
- パートⅠの目的は、対象者の生活歴を簡潔かつ包括的に把握することにあります。背景情報/成育歴の記録、ADHD危険因子の有無の確認、併存障害のスクリーニング(基準E)をします。
パートⅡの目的は、対象者がDSM-IVのADHD基準A~Dに該当するかどうかを判断することにあります。基準A~Dについて評価した後、小児期と成人期それぞれについて、ADHDの診断を行ったうえで、ADHDのサブタイプ(不注意優勢型/多動性-衝動性優勢型/混合型)を評価します。
- 病院(外来・入院)、精神科病院、クリニック、発達障害者支援センター、福祉施設等に関わる医師、臨床心理士、臨床発達心理士、ソーシャルワーカー、カウンセラーの利用を想定しています。
- 医療・カウンセリング
・問題の特定に
・治療法の決定に
・症状の経過観察に
・治療効果の測定に
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開発 |
Jeff Epstein, Diane E. Johnson, C. Keith Conners |
監修/監訳 |
中村和彦/染木史緒 大西将史 |
対象年齢 |
18歳以上 |
所要時間 |
回答/確認・採点 パートⅠ・パートⅡ 各60~90分 |
検査用紙 |
パートⅠ 生活歴(5名分) 4,950円(4,500円+税10%)
パートⅡ 診断基準(5名分) 5,500円(5,000円+税10%) |
マニュアル |
8,800円(8,000円+税10%) |
関連書籍 |
ADHD注意欠陥/多動性障害の子への治療と介入
3,024円(2,800円+税8%) |