文構成テスト

0534-05001

千葉テストセンター

 特徴
  • 失語症や高次脳機能障害を持つ症例あるいは疑われる症例について実施することができます。特に、包括的言語検査では捉えにくい軽度障害の検出に有効です。ただし、文発話産生能力を測定する性質上、単語レベルの発話にとどまる重度症例は対象外です。
  • 拡散的言語能力訓練法として用いられてきた「2つの語から文章を作る課題」を採用し、評価目標とする文形式を引き出せるよう、対語間の意味的関連度を考慮しつつ刺激語を選定しました。
  • 発話を引き出す刺激として、接続詞や副詞など絵で表わすことのできない語も刺激語として提示できるよう、文字カードを使用します。
  • 年齢は20歳代から70歳代前半までを対象とし、小児や70歳代後半については対象外です。
  • 所要時間は、失語症者で60分以内、非失語症者で30分以内におおむね施行可能です。しかし、集中力を要する検査の性質上、脳血管障害や頭部外傷の急性期において、様子を見ながら時間を分けて実施します。
  • 言語訓練の基礎資料として、また社会復帰に際しての判断材料のひとつとしてお役立て下さい。
 著者  高橋真知子・谷口智津・林部英雄・吐師道子
 対象年齢  20歳代~70歳代前半
 実施時間  失語症者:60分以内
非失語症者:30分以内
 セット  22,000円(20,000円+税10%)
<<内容>>   マニュアル、文字カード、記録用紙20部、訓練用教材CD
 マニュアル  6,600円(6,000円+税10%)
 記録用紙  2,640円(2,400円+税10%)
(20部)

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Category -個別検査, 言語