NINO 認知能力検査

図書文化社

 特徴
  • 各教科の学び取った学力ではなく、学習を進める上で必要とされる教科横断的な力、「認知能力」を測り、授業や学習の改善、そして学力向上に役立てるための検査です。
  • 最新の心理測定学に基づいた理論である「CHC理論」を背景に作成されています。
  • 認知能力を「思考力」「言語能力」「数的能力」「記憶力」「処理速度」の5つの視点で測定します。
  • 学級・学年ごとに、「パターン推理」「比較・関連付け」「分析・評価」「問題発見・解決」の4区分で、より詳細な思考力の分析ができます。また、今後のアドバイスがコメントされますので、学習指導を行う上で具体的な手立てが得られます。「基礎的な学力」がある程度身に付いている一方で、「活用(思考力)」が伸び悩んでいる集団には効果的な資料として、ご活用いただけます。
  •  学年をさかのぼって、身につけておくべき内容の計算や文章題が出題されており、その結果から、どの学年でつまずきがあるのか、さかのぼって確認することができます。数的な苦手領域や、どの学年から復習すべきかが分かります。個別支援と、一斉指導の両方に役立つ資料です。
  • 次期学習指導要領でも示されている、目標設定やふりかえり(メタ認知)、協働性について質問しています。これらの項目は実際の学力との関連が深く、アンケートの結果から、しっかりと取り組まれていない項目を改善することで、学力向上につなげることができます。また、標準学力検査NRTと合わせて実施することで、学力とアンケートのクロス集計もできます。
  • 生徒一人ひとりの結果に応じた個人票を打ち出します。「5つの能力」の検査結果とアンケート(学習に向かう力)の回答をまとめ、「得意なところ」や「頑張ってほしいところ」「こんなことに気をつけましょう」という項目では、これからの学習に関するアドバイスが得られます。また、「あなたの学習スタイル」では視覚的に分かりやすく結果がまとめられています。個人面談や保護者面談の際の参考資料としてお使いいただける資料です。
  • 「標準学力検査NRT」と一緒に実施すれば、「認知・学力相関表」が打ち出されます。認知能力は学力のベースとなる力であるため、NRTで測られた各教科・教科平均の学力偏差値とNINOの結果から期待される学力期待値の差を知ることで、持っている力を十分に発揮できているかを視覚的に把握することができます。とくに、認知能力より教科学力が低い「認知能力>学力」(持っている力を十分に発揮できていない)状態の生徒がいた場合は、表の下に打ち出されている5つの認知能力の特徴や「学習に向かう力」についてのアンケート結果と照らし合わせることで、学習の仕方を見直す改善ポイントが得られます。
 共著 一般財団法人 応用教育研究所
文教大学学園長  石田 恒好
筑波大学教授  櫻井 茂男
法政大学教授  服部 環
東京家政大学教授  平山 祐一郎
 対象 小学校2~6年(学年別)
中学校1.2.3年(学年別)
 実施時間  45分
 実施方法  実施用CDを使用
 価格 各550円(消費税込)
各560円(消費税込)※2024年4月より新価格
 実施要領  各300円(消費税込)
 手引  400円(消費税込)
 実施CD  各1,000円(消費税込)
(学年別)

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