新日本版トークンテスト(TT)

171_token_set_A

三京房

特徴
  • 新日本版トークンテストの特長の一つは、赤・青・黄・黒・白の各色の丸と四角のトークンをテスト場面毎に配置する在来の方法にかわり、配置した同色、同形のトークンが印刷された図版を使用する点である。
  • パートA~パートEは、図版を使用し、検査者はトークンを配列する必要がない。また、被検者は指で指し示すことを回答方法とするので、検査の実施時間を短縮している。
  • パートFのみ実物トークンを使用。
  • 新日本版トークンテストの記録用紙は、パート毎に多色刷りの提示図版を表示し、ユニット毎にアンダーライを入れた。わかりやすい表示方法にしたため、ユニット採点が楽にしかも正確に遂行できるようになっている。
  • 新日本版による失語症群、非失語脳損傷群、健常群の日本での標準化データがある。
  • cut-off pointによる弁別力は感度:81%、特異度:80%
  • 重度~中度の失語症は100%、軽度失語症は70%、非失語脳損傷群は75%分類できる。
  • 新日本版トークンテストの実施時間は10分前後の短時間、採点は容易、失語症のスクリーニングテストとして、また、言語リハビリテーション分野での経時的測定としても使用価値が高い。
原著 De Renzi,E Vignolo,L
構成 Spellacy,F Spreen,O
日本語版編集 平口真理(金城大学福祉学部教授)
実施時間 約10分
トークンテストセット 16,500円(15,000円+税10%)
<<セット内容>>図版・トークン・使用手引・記録用紙1包・フエルト布・収納ケース
記録用紙 5,500円(5,000円+税10%)
(30名分)

一覧に戻る

Category -個別検査, 言語